2Feb
今回は遠方よりお越しの患者さんです。3時間以上かけて当院に御来院いただきました。
初診時は上顎の状態が悪く全体的に歯周病と虫歯が見られます。歯周ポケットの測定やレントゲン(パノラマ撮影、CT撮影)にて診査し、大まかな治療方針のご説明と治療方法の種類をご提案させていただきました。
なるべく治療回数が多くならないように治療計画を立て患者さんが納得できるまでご説明を行いました。インプラントによる固定式に歯を強く希望されて来院されましたが透明の入れ歯などもございますので実物の見本をお見せしながらどのようなものがよいか患者さんに選んでもらいました。インプラントによる最終的なセラミックブリッジ、着脱可能なインプラントオーバーデンチャー、通常の入れ歯(透明で入れ歯とはわかりにくいもの)など患者さんによって好みや費用的な問題を考慮して決定していきます。
かなりの上顎前突でしたので骨を整形し最終的な歯が入るときにいわゆる「出っ歯」にならないようにしました。
CTデータを分析しノーベルクリニシャンによる3Dシュミレーションを行いました。
患者さんは接客業ということで腫れや痛みは最小限に抑えたいとのことでしたのでノーベルガイドによる低侵襲(痛みや腫れが少ない外科処置)の手術を行うことになりました。
治療計画では上顎に8本のインプラントを埋入し12本の最終セラミックインプラントブリッジにすることになりました。上顎のインプラントは骨結合までに4ヶ月かかりその後1ヶ月くらいで最終的なインプラント上部構造を装着します。
- インプラント1本16~24万円(税込)
- ※インプラント治療は自由診療(保険外診療)です。
- ※平均的な治療期間は3~6ヶ月、治療回数は6~15回程度です。
- ※インプラント治療終了後は年に3~4回程度定期健診に来院するようにご説明しておりますがそれに応じない方や個人のブラッシングの状況によりインプラント周囲に炎症が起こる場合がございます。
新港イトセ歯科
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