3Jan
オールオン4はポルトガル、リスボンのDr,Paulo Maloにより提唱されたインプラント治療法であります。
旧来の方法はインプラントは歯が1本ない部分に1本必要といわれておりましたがオールオン4は4本~6本程度のインプラントで12本の歯を固定する治療法となります。
※オールオン4はコンセプトの名称であり4本でなければならないという意味ではないとDr,Maloは言っております。
インプラントがまっすぐにしかもより多くの本数を入れることが可能であればインプラント上部構造体が安定しやすいのは事実であると考えますが、日本人の場合は骨が細く骨量も少ない患者さんのケースが多く、そのようなケースにおいては多くのインプラントをまっすぐに埋入するために骨移植が必要となることが多くなります。ただし骨移植、骨造成を行う多くの場合は通常人工骨を使用することが多いのですが人工骨の感染のリスクも考えておかなくてはなりません。(※周囲の組織に炎症が波及し副鼻腔炎など大きなダメージを負うリスクもありえます。)あとは骨造成は治療期間が大幅に長くなるのが通常であり費用の負担も大きくなります。
骨が少ない症例におきましては骨造成がうまくいかなかった場合の人工骨とインプラントの除去手術の可能性のリスクを考えますと当院では既存の骨にインプラントを少ない本数入れたほうが長期的には良好な予後が得られるものと考えております。
オールオン4は「インプラント治療は無理である」と診断された方、骨移植、骨造成が必要と診断された方、食事が思うようにできなくてに苦労されている方、仕事で歯を治療する時間のない方、美しい歯を回復して人生を楽しみたい方に是非おすすめしたい治療方法です。
大分でインプラントのオールオン4をお考えの方や以前他院でやったがインプラント上部構造(かぶせの部分)をやりかえたい方、インプラント自体の不具合でお悩みの方はぜひ新港イトセ歯科にご相談ください。
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